Nekuriderの記録

悲観しやすいがそれを趣味でカバーする理系学生ライダーの日記。

HORNET250のシートをHORNET600用のシートに変えてみた

どうも、Nekuriderです。

やっとライダーっぽい記事を作成します。

 

さて、タイトルにもある通り、自分の愛車であるHORNET250のシートをHORNET600用のシートに変更してみました。

 

 

HORNET250用のシートの持病???

僕の愛車、HORNETには250㏄、600㏄、900㏄の3つの排気量があり、それぞれ少し違います。ですが、見た目はほぼ変わらないのでシートなんかは何の加工もせず別の排気量のものを使えます。所謂ポン付けって奴ですね。

 

まぁ本来は別にしなくてもよいことをなぜしたかといいますと、

 

250用のシート、なんか水染み出してね??

 

 

って思ったからです。いろいろ調べると、結構な人が染み出してきている報告をしていました。僕のは結構酷くて、乗ると毎回信号待ちでジワーっと染み出してきて太ももの裏(?)のあたりがシミになります。後ろから見ると漏らしている人にしか見えません。漏らしているのはバイクなのに。

カバーして雨の日乗らなければそんなことなくない??と思われるかもしれません。しかし、現にそのどちらもしっかりやってた僕が染み出してくるので原因はほかにありそうです。

 

原因を考えた

これはあくまで僕の予想ですが、染み出してくる原因の1つに結露が関係しているのではないかと思います。乗った後っていうのはエンジンが暖まってますのでそのままカバーをかけるとカバー内の温度も上昇してしまいます。温まった空気はカバーの外へ逃げれずそのままカバー内にとどまります。空気の飽和水蒸気量は暖かいほうが大きいので、カバー内の空気の方が外の空気よりも多くの水蒸気を含むことになります。

そして、時間が経つにつれ外気温が下がってくるとカバー内の温度も下がります。するとカバー内の飽和水蒸気量も小さくなり、暖かかった頃には飽和量に達していなかった水蒸気が水滴となって現れます。この水滴がシートの劣化した箇所や隙間、穴の開いたところなどから侵入するのかなと思います。あくまで原因の1つとしてですが。

夏はまだマシかもしれませんが、冬はほんとに酷いことになります。僕がなりました。

 

HORNET600用シートに変えた理由

上記を見てみると

じゃあもっかい250用のシートにすりゃいいじゃん

って思うかもしれません。僕もそう思ってパーツリストで値段を調べました。

 

250用シート 17,700円也!(当時)

当時というのは僕のHORNET250が現行車であった2004年頃の話です。つまり、今とは値段が全く違う可能性があるのです。今回の場合、全く違いました。

今、純正の250用のシートを買うと

 

24000円也!

 

そして、600用シートも

 

24000円也!

 

オイオイオイ、死ぬわサイフ って誰かが言いそうですね。

ほぼ同じ値段なら600用のシートを買うのです。なぜなら実は(本来の)値段以外で異なる点があるのです。それは

スポンジの厚さ!!

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明らかに600㏄の方がスポンジ量が多いです。具体的には

250㏄のシート高が745mm 600㏄のシート高が790mmなので(排気量が違うため一概には言えないが)少なくとも10mm程度は高くなる位スポンジ量が増えます。

これだけ違うと乗り心地もだいぶ変化します。まず、お尻が痛くない!ってところですね。シート変える前も別にそんな痛いって思った記憶はないんですが、いざ変えてみると全然違います。長距離ツーリングの時、地味に痛かった記憶が沸々と沸いてきて 250用のシートは足つきは良いけどお尻痛くなるな って改めて感じました。

 

長々書いてきましたが、僕は2万円出してでもシートを変えたことは良かったと思います。バイク乗ってる間はいいんですが降りてご飯を食べるとき、どこか出かけた先で歩くときなど、このままでは常に不快感がありましたから。また、長距離ツーリングの時など、だいぶ快適になりました。安くはないですがこの症状に悩まされている方は是非一度検討してもいいかと思います。

 

それではまた。